MY STATS / 分析アプリの選び方
小学生のサッカー動画、
分析アプリの選び方
「分析アプリ」と呼ばれるものは、目的によって2種類に分かれます。どちらを選ぶかは、何を見たいかで決まります。
2026.10.01
分析アプリは2種類ある
「サッカー 動画 分析 アプリ」で調べると、たくさん出てきます。ただ、並んでいるものは性質が違います。大きく2つです。
| 種類 | 見るもの | 使う人 |
|---|---|---|
| チーム全体を見るもの | 陣形、崩され方、セットプレー | 主に指導者 |
| 選手1人の記録を残すもの | その選手のフォーム、シュートの結果 | 選手本人・保護者 |
この違いを知らずに選ぶと、「思っていたものと違った」となります。
チーム全体を見るもの
映像にタグを付けて、あとから「この場面だけ」を呼び出せるようにする道具です。高校や大学、Jリーグのクラブで使われています。
代表的なものに SPLYZA Teams(全国の高校・クラブで導入)、FL-UX(月1,408円〜)、SoccerCut Pro などがあります。
できること
- 試合の映像に「シュート」「失点」などのタグを付ける
- タグで絞って、その場面だけ連続再生する
- 映像に線や矢印を書き込んで、チームで共有する
小学生年代で使うときの注意
強力ですが、タグを付ける人が必要です。試合1本につき、誰かが映像を見ながら印を付けていきます。高校なら選手自身が分担できますが、小学生には難しく、指導者の負担になります。
チームとして戦術を詰めていく段階なら、この種の道具が向いています。「誰がタグを付けるか」を先に決めてから導入してください。
選手1人の記録を残すもの
チーム全体ではなく、その選手1人に絞って、動きや結果を残していく道具です。数は多くありません。
できること
- その選手が映っている場面だけを取り出す
- シュートの狙いと結果を記録する
- 前回と並べて、変化を見る
戦術の話は出てきません。代わりに「前より良くなったか」が残ります。
どちらを選ぶか
見たいものから決めるのが早いです。
| 見たいこと | 向いているもの |
|---|---|
| 試合の崩され方、陣形の課題 | チーム全体を見るもの |
| 子どもがどんなプレーをしていたか | 選手1人の記録を残すもの |
| フォームが前より良くなったか | 選手1人の記録を残すもの |
| セットプレーの型を作りたい | チーム全体を見るもの |
小学生年代の保護者が探しているのは、たいてい後者です。「うちの子が映っている場面を見たい」「前より上手くなったか知りたい」という動機だからです。
選ぶときに見るところ
1 誰が手を動かすか
一番大事です。続かない原因は、だいたいここにあります。タグ付け、動画の切り出し、配布。誰がやるのかを確かめてください。保護者や指導者の持ち出しになると、数回で止まります。
2 溜まるかどうか
1回分だけ見ても、良いか悪いかは分かりません。前と比べられることが条件です。見て終わりではなく、記録として残るかを見てください。
3 ほかの選手と比べない作りか
小学生年代では、順位付けが本人のやる気を削ぐことがあります。比べる相手が「前回の自分」になっているかは、見ておくとよい点です。
4 映像の扱い
子どもが映るものを預けることになります。どこに保存されるか、消せるか、誰が見られるかを確かめてください。チーム内で共有する場合は、映る選手の保護者の了承も要ります。
MY STATS は、後者です
練習の動画を1本預けると、AIが写っている選手を1人ずつの短い動画に切り分けます。タグを付ける人は要りません。選手が自分の分だけを見て、シュートの狙いと行き先を記録します。
記録は練習の日ごとに溜まり、前回の自分と並べて見比べられます。ほかの選手と比べたり、順位を付けたりはしません。
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